スマートフォンのスキャンアプリで簡単にスキャンができる時代ですが、膨大な資料をスキャンしないといけない場合、スマートフォンで一枚ずつ撮影するのは大変。さらに、冊子などを高解像度でスキャンしたい場合にもスマートフォンでは少し物足りなさを感じることがあるのではないでしょうか。
ミヨシの「高解像度2WAYスキャナー(UMSC-06)」は、膨大な資料のスキャンも、冊子のスキャンもこれ一つで対応した優れたスキャナーです。
それでは、詳しく見ていきたいと思います。
パッケージを開けると、本体とケーブルのシンプルな構成となっています。(説明書やCDは本体の下に入っています)
中身はこれで全部。
本体、説明書、キャリングポーチ、アプリケーションCD、USBケーブルとなっています。
USBケーブルの長さは、約1mとなっています。
アプリケーションCDには、MacicScan Proが収録されているので、必要に応じてインストールしてください。
キャリングポーチはスキャナがすっぽりと入るサイズ。箱から出して収納しておきたい場合に活躍してくれます。
そして肝心の本体はこちら。
このスキャナーは、「シートフィードスキャナー」と「ハンディスキャナー」の2つの使い方ができます。
写真の状態は「シートフィードスキャナー」モードで、スタンドにスキャナが取り付けられた状態になります。この状態ですと約350gとずっしりとした重量があるので、デスクの上などに置いて使っていただく形になります。
電源ボタンや各種設定ボタン。
原稿のサイズに合わせて差し込み口も調整できるようになっています。
USBケーブルより給電できるほか、単三アルカリ乾電池でもお使いいただくことが可能です。一度の電池交換で最大約350枚のスキャンが可能なので、乾電池でも大量の資料をスキャンすることができます。ケーブルから給電できない場所などに便利です。
USBケーブルから給電する場合は、本体のこちらのポートにケーブルを挿すことでお使いいただけます。乾電池と比べ電池の残量を気にせず使えるのがUSBケーブルの魅力。
ケーブルを繋いで電源ボタンを押すと液晶画面が表示します。
画面はカラー液晶なので、スキャンしたデータもこちらで確認していただけます。
実際にスキャンしてみます。こちらはシートフィードスキャナーモードでのスキャンの様子です。
このモードは、自動で原稿を動かしてくれるので、紙資料を差し込むだけでどんどんスキャンしてくれます。大量にスキャンしたい場合などにおすすめのモードです。
スキャンが終わると液晶画面に内容が表示されるので、簡易的な確認をこちらで行うことができます。
液晶画面では分かりづらいですが、データは1200dpiの高解像度で読み取ることができるので、画像や図面などを読み取り後から編集を行う場合にも便利です。
そしてもう一つのモードは、ハンディスキャナモード。
ハンディモードに切り替えるには、本体側面にあるこちらのボタンを押します。
すると、本体のスキャナ部分をスタンドから取り外すことができるようになります。
取り外すと重さはわずか約150gのハンディスキャナーに早変わり。
ハンディスキャナーに切り替えても面倒な設定などは必要ありません。すぐにご使用いただけます。
ハンディスキャナーの裏面はローラーになっており、資料をなぞって読み込む際にスムーズに回転してくれます。
ハンディスキャナーも乾電池で動くようになっており、こちらは持ち運びにも便利です。
USBケーブルからの給電ももちろん可能です。
ケーブルに接続して電源を入れると、シートフィードスキャナーモードと同様に液晶が表示されます。
さきほどは紙を入れるだけで自動で紙を動かし読み取ってくれましたが、ハンディスキャナーの場合は自分で紙をなぞって読み取っていく必要があります。
早すぎても遅すぎても綺麗に読み取れないので、何度か試してちょうど良いスピードを見つけてみてください。
ハンディスキャナも読み取りが完了すると、すぐに液晶モニターで内容を確認することができます。液晶が小さいのであくまで簡易表示にはなりますが、ちゃんと読み取れているのかを確認できると安心ですよね。
取り込んだデータは、microSDカードやmicroSDHCカードに取り込め、ホスト機能(OTG)に対応したスマートフォンやタブレットにも接続できるので、microSDHCカードに保存したスキャンデータを、iOSの写真アプリやAndroidのファイルアプリで読み込むことができます。
たくさんの資料をスキャンする機会が多くて困っていた、外出先でも気軽にスキャンできたら便利なのに。そんなお悩みの方はぜひお試しを!
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