スマートフォンなどのタッチパネルの操作を便利にしてくれるタッチペンですが、稀に「使えない」というお問い合わせをいただくことがあります。その原因の多くは「感圧式」と「静電式」を間違えてご購入いただいていることがあげられます。
感圧式と静電式の詳しい説明は以下のブログをご覧ください。
スマートフォンとタブレットでタッチペンが使えない!感圧式と静電式の違い
上記ブログにも書かせていただいておりますが、スマートフォンなどのタッチパネルに使えるのは「静電式」です。そのため「感圧式」のタッチペンはスマートフォンやタブレットにお使いいただくことはできません。
それでは、感圧式のタッチペンはどのような用途に使えるでしょう。本日は感圧式タッチペンのご紹介とどのような用途で使うのが良いのかをご紹介させていただきたいと思います。
感圧式タッチペンとは
ミヨシのファイバーヘッドタッチペン 3WAYタイプ(STP-09)は、感圧式と静電式のどちらの機能も持ったタッチペンです。
サイズは、一般的なボールペンほど。タッチパネルで使える静電容量式ペンと感圧式ペンが付いています。1本でどちらの機能も使いたいという方におすすめです。
静電容量式ペンは、導電性の繊維で作られた導電繊維ファイバーヘッドで、ディスプレイ面との摩擦を少なくし、滑らかな操作感を実現しています。
シリコン製のものや、指先で操作するよりも引っかかりが少なくなり操作性を向上させています。
細かい動作などはもちろん、通常の操作にもおすすめです。
感圧式ペンはどういった時に使えばいいの?
それでは、感圧式のペンはどのような場面で使えるのでしょうか。またはどのような場面で使うと便利なんでしょうか。
冒頭でもお伝えさせていただきましたが、写真のようにスマートフォンの操作には、お使いいただくことはできず、このペン先でタッチしても全く反応がありません。「使えない」とお問い合わせいただく方の多くはこのような使い方をされていることが多いです。
感圧式ペンをおすすめしたいのは、車のカーナビ。最近ではタッチパネル。最近のカーナビはタッチパネルのものも多いですが、多くは感圧式のものが採用されており、こういったカーナビでしたらお使いいただくことができます。
実際に試してみたところ問題なく反応しました。運転中はカーナビを操作することはできませんが、同乗者の方が操作される際、指先で操作すると画面が見にくかったりしますが、タッチペンで操作すれば画面の邪魔になりにくいです。
また、感圧式はタッチパネルのように静電気を読み取って操作するわけではないので、強く押さなければ反応しなかったり、微妙な加減で細かな部分を操作できないといったことがあり、先の細い感圧式ペンがあると操作が非常にやりやすくなります。
さらに、ペンクリップが付いていますので、車のサンバイザーなどに引っ掛けて常備しておけば、必要な時にさっと使えて便利ですよ。
実はもう一つ隠れ機能を搭載しています
導電繊維ファイバーヘッドとは逆側の感圧式ペンの方は、ペン先のボディ部分をくるくると回すとペン先を収納することができます。持ち運ぶ際などにペン先が引っかかったり、他のものを傷つける心配がありません。
また、くるくると感圧式とは反対向きに回すと、ボールペンが出てきます。ディスプレイを操作するだけでなく、実際に紙に記入したい場合にこれ一本でまかなえる3Way仕様になっています。インクがなくなってもご安心ください。4C規格の替え芯があれば取り換えも可能ですので、長くご使用いただけます。
感圧式ペンは、カーナビはもちろんNintendo DSなどにも使われているものがあります。指先での操作が不便だなぁと感じられている方は、ぜひ感圧式をお試しください。また、感圧式で操作ができないといった方は、静電式と感圧式でお間違えがないか今一度ご確認ください!
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