スマートフォンや、メール、チャットなどが普及し、固定電話やFAXを使っている方も少なくなりました。しかし、店舗や会社などで、未だに欠かせないツールの一つがFAXです。受発注を行ったり、本部とのやりとりなど、個人ではあまり使わなくても仕事では頻繁に使っているという人も多いのではないでしょうか。
そんなFAX機には、そもそも印字をするためのタイプが「インクリボン(インクフィルム)」タイプと「感熱ロール紙」タイプの2種類があるのをご存知でしょうか。このタイプの違いが、購入される際に迷われる点でもありますが、一方でどちらのタイプなのかを知らないで購入されている方もいらっしゃいます。それぞれにメリット・デメリットがありますので、今回は、このインクリボンと感熱ロール紙の違いについて、ご説明させていただきたいと思います。
インクリボンタイプ
インクリボンとは、インクを塗った帯状のフィルムのことです。インクリボンは、このフィルムを紙にあてて加熱し、表面のインクを紙に転写するというものです。転写した部分はインクがなくなると使えなくなるため、端まで使い切ると新しいものに取り替える必要があります。
感熱ロール紙に比べ、コストは高くなってしまいますが、普通紙を使って印字をするため文字が読みやすく紙もしっかりしていることが特徴です。費用よりも、細かなものをはっきり印刷したいといった方には、こちらがおすすめです。
感熱ロール紙タイプ
感熱紙とは、紙の表面に熱により化学反応が起こり変色する物質が塗ってあり、熱して文字を浮かび上がらせるというものです。
熱源だけで使えるので、インクやトナーを必要としないことや、コストパフォーマンスに優れていることがメリットである一方で、湿気や脂分に弱く、光にあたることで徐々に変色をしてしまったり、長期保存に向かないため冷暗所に保管をするなど扱いに注意が必要というデメリットがあるので、取扱には注意が必要です。日常的にたくさん使われる方にはこちらがおすすめです。
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