スマートフォンなど携帯電話が普及して、家庭の固定電話などを持たない方も増えてきました。しかし、会社などのオフィスにおいて、固定電話はまだまだ欠かせないものの一つ。そんな固定電話の電話機と受話器を繋ぐ、くるくると巻かれた電話機コード(カールコード)は、実は2種類あるのをご存知でしょうか。
見た目もほぼ同じで、知らない人はどちらを買えばいいのか分からなかったり、買ってみたものの使えなかったり、音が良くなかったといったことがあります。そんな間違いが起こらないようにこれから購入をお考えの方はこちらを参考にしてみてください。
カールコードには、「ストレート結線(非反転結線)」と呼ばれるものと、「クロス結線(反転結線)」と呼ばれる2種類があります。この違いを見分けるには、プラグの色で見分ける方法と、ケーブルの裏で見分ける方法の2つがあります。この調べ方さえ分かっていれば誰でも見分けることができますよ。
(※2019/3/12 一部表記ミスがあったため訂正しております。)
クロス結線(反転結線)
プラグの色で見分ける方法
両端のプラグを並べて、左から右に向かって芯線の色が逆の順番で配線されています。
ケーブルの裏で見分ける方法
コードの内側にある筋を、両端とも見える状態にした際に、両端のプラグが同じ向きを向いている。
ストレート結線(非反転結線)
プラグの色で見分ける方法
両端のプラグを並べて、左から右に向かって芯線の色が同じ順番で配線されています。
ケーブルの裏で見分ける方法
コードの内側にある筋を、両端とも見える状態にした際に、両端のプラグが違う向きを向いている。
こんなカールコードもあります。
カールコードの種類ではありませんが、弊社の製品には受話器側の片側だけを長め(約10cm)にしたケーブルもあります。
カールコードは受話器の背面の端や横に接続するタイプのものが一般的ではありますが、一部のビジネスホンの中には電話機背面の中心部に接続するものがあり、こちらのケーブルを使っていただくと配線がしやすいです。こちらのケーブルは「クロス結線」となります。
ここが良かったよ!とか、ここが使いにくかったよ!といった感想をtwitterで募集しています。気になる点や感想をどしどしお寄せください!
株式会社ミヨシ twitter