電圧について

電圧とは

電圧とは「電気を流す力」の単位で、V(ボルト)で表記をします。
日本国内では電圧100Vの電気が供給されていて、日本国内の電器製品は100Vで動作することを前提に作られています。

世界の電圧

世界の電圧は概ね110V~130Vまた220V~240Vの範囲で電気が供給されています。
ほとんどの地域で日本の100Vより高い電圧の電気が供給されているため、日本の電気製品を使用するには変圧器が必要になります。

変圧器の必要な機器の見分け方

日本国内専用の電気製品の場合、世界の高い電圧を下げて100Vに変圧する変圧器が必要になります。
使用する電気製品の表記を確認し、変圧器が必要が判断することができます。

変圧器が必要な場合

上記のような表記がある場合、100Vの電圧しか対応していないためそれ以外の地域で使用する際には変圧器が必要です。

変圧器が不要な場合

上記のような表記がある場合、100Vから240Vまでの電圧に対応しているため、変圧器は必要ありません。世界中で使用することが可能です。 ※100V~240Vの電圧に対応した電気製品には変圧器を使用しないでください。電気製品が破損する恐れがあります。

消費電力の求め方

変圧器には「使用可能な最大消費電力」が設定されています。
使用する電気製品の消費電力を確認して、設定されている最大消費電力の範囲内に収まる変圧器を選ぶ必要があります。
使用する電気製品の消費電力は、電気製品に表記されている消費電力W(ワット)を確認するほか、計算で求めることができます。

消費電力の求め方:消費電力(WまたはVA)=電圧(V)×電流(A)

また長時間(30分以上)電気機器を使用する場合は、設定されている最大消費電力の80%程度の範囲内に収まる変圧器を選ぶ必要があります。

長時間使用する機器の場合:消費電力(WまたはVA)=電圧(V)×電流(A)×1.25

また長時間(30分以上)電気機器を使用する場合は、設定されている最大消費電力の80%程度の範囲内に収まる変圧器を選ぶ必要があります。

130Vの地域で0.5A必要な電気製品を使用する場合 → 最大消費電力が約65W以上に設定された変圧器を選ぶ

130Vの地域で0.5A必要な電気製品を長時間使用する場合 → 最大消費電力が約82W以上に設定された変圧器を選ぶ

※電気製品の故障や事故を防ぐために必ず確認しましょう。

使用できる機器の例

変圧器によって変圧することで、使用できる電力が変化します。消費電力の大きさにより、使用できる機器が制限されます。
※表記の機器名、消費電力は一例です。必ずご使用前に機器の消費電力をご確認ください。

当社製変圧器で使用できる機器

機器名 消費電力(W)
電動歯ブラシ 3
音楽プレーヤー 5
携帯電話 20
デジタルカメラ 20
ビデオカメラ 20
シェーバー 20
ポータブルDVDプレーヤー 30
Blu-rayレコーダー 40
超音波式加湿器 50
ホットカーラー 40~80
インクジェット複合機 20~110
DVDレコーダー 50~110
空気清浄機 70~110
ノートパソコン 30~120

当社製変圧器で使用できる可能性のある機器

機器名 消費電力(W)
コンポ 50~200
液晶テレビ 100~250
ヘアアイロン 150~250
テレビゲーム機 20~250
ミシン 100~300
扇風機 300
ミキサー 100~400
デスクトップパソコン 100~500

当社製変圧器で使用できない機器

機器名 消費電力(W)
プラズマテレビ 250~500
スチーム式加湿器 300~600
ズボンプレッサー 600
炊飯器 200~300
こたつ 300~1000
コーヒーメーカー 500~1500
ヘアドライヤー 600~1500
ジャーポット 700~1500
掃除機 800~1500
電子レンジ 1000~1500
スチームアイロン 1200~1500
IHクッキングヒーター 3000

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