2018.12.19豆知識

スマートフォンやタブレットを急速充電できるQuick Chargeとは?

quick charge

「Quick Charge」という言葉、最近耳にするようになった方も多いのではないでしょうか。

その理由は、Android端末機で普及が始まっており、XperiaやGalaxyなどをお持ちの方はもしかすると対応しているものもあるかもしれません。弊社製品の中でも「Quick Charge」に対応したアダプタを発売しておりますが、そもそもこの「Quick Charge(クイックチャージ)」がどういったものか、ご存知でしょうか?

Quick Chargeとは、米国のクアルコム(Qualcom)社が開発したスマートフォンやタブレットといった製品を高速で充電ができる規格のことです。現在、Quick Charge1.0~4.0まで規格があり、Quick Charge1.0でもUSB3.0の約3倍のスピードで充電ができます。

そんなに高速で充電する必要あるの?

高速で充電ができることもそうですが、最近のスマートフォンやタブレットは大容量化しており、通常の充電では不十分ということもありましたが、Quick Charge2.0(NTTdocomo社では、Quick Charge2.0を急速充電2と呼んでいますのでご注意ください)では、5V、9V、12V、20Vの電圧を機器に応じて調整して充電することができるので、通常の5Vよりも大きい電圧が使える機器であればそれに合わせた電力を供給し、高速で充電ができます。

注意も必要

そんな便利なQuick Chargeですが、一つ注意しなければいけないのは、充電する機器、そして充電のためのケーブルや充電器などが対応している必要があります。このどれかが対応していなければ、Quick Chargeの機能を発揮することはできないので、注意してくださいね。

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