2018.08.28ピックアップ

ケーブル屋が教えるLANケーブルがポートから抜けない場合の対処法!

LANコネクタ

パソコンやゲーム機などをインターネットやネットワークに有線で繋ぐためのLANケーブル。
無線LANが普及して自宅などでは無線接続をされている方も多いかと思いますが、オフィスなどでは複数のパソコンにLAN接続をしているのではないでしょうか。

このLANケーブル、抜き差しを繰り返していると抜けにくくなったり、ひどい時には抜けなくなってしまうということがあります。

今回は、老舗ケーブル屋でもあるミヨシがLANケーブルが抜けなくなる原因と抜けなくなった時の対処方法をご紹介させていただきます。抜けなくて困っている方は参考にしていただければと思います。


LANコネクタ

こちらは受け側となるLANポートですが、今回の記事のために断面を削り中が見えるように加工を施した特製ポートです。

断面から見てみると右上に小さな突起物があることが分かるかと思いますが、LANコネクタをこちらに挿すとコネクタの爪の部分がこの突起部分に引っかかり、ケーブルが抜けないように固定がされることで、ご使用いただける状態になります。


LANコネクタ

LANコネクタが抜けなくなる原因は、何度も抜き差しをしている間に、差し込むコネクタ(透明なプラスチック部分)にバリができてしまうことで、さきほどのポートの突起部分に引っかかって抜けなくなってしまうことで、「LANが抜けない」という現象が起こってしまいます。

 LANコネクタ

もしこのように抜けなくなってしまった場合は、身近なものでマイナスドライバーを利用すると簡単に抜くことができます。写真のようにコネクタの爪部分の上、ポートとの隙間にドライバーを差し込みながら、爪を押して引っ張ってやることで簡単に抜くことができます。

ドライバーに限らず似た形状のものでも流用可能ですので、緊急事態の際はこのテクニックを覚えておいていただければ、お役にたつかと思います。

※このLANケーブルの抜き方は、緊急時の対応となります。製品動作を保証するものではないことや、ポートやコネクタが破損する場合がありますので、自己責任で行っていただくよう予めご了承ください。

ここが良かったよ!とか、ここが使いにくかったよ!といった感想をtwitterで募集しています。気になる点や感想をどしどしお寄せください!
株式会社ミヨシ twitter