※このお話はフィクションです。
三好は都内で働く新人OL。ある日こんなやりとりが…。
上司「社長からあさってまでに、社内のカールコードを全部変えるよう指示があった。30本、発注しておいてくれるか?」
三好「カールコード…?あっ!あの、電話機のくるくるしてるやつですね。ハイ、すぐに注文します。」
上司「あっ…そうそう。うちの電話機は『ストレート結線』のものじゃないと使えないからな。前に『クロス結線』と間違えて大変な目にあったんだ。ハハハ…。」
三好「『クロス』ではなく『ストレート』ですか…わかりました…(何があったんだろう?)」
上司「間違えないように、パッケージを見せておくよ。大きく『ストレート』と書いてあるほうを選んでね。」
三好「(ストレート…ストレート…ストレート…。間違えないようにしなくっちゃ。)」
「ストレート結線」のカールコード
「クロス結線」のカールコード
(カタカタカタ)
三好「(発注数量30本っと…。よしこれでOK。)」
~2日後~
「な、なんてことだァ~~~~!!!」
「ぜ、全部『クロス結線』って書いてある……。あんなに確認したのに…!」
「どうしよう…。今日カールコード交換するって言ってたよなぁ…。今から返品しても間に合わないし…。」
「あれ…?」
「これ、なんだろう?」
「このプラグ…?カールコードについているものに似ている気がするけど…?」
すると突然、背後から聞き慣れた声が…。
??「(…三好さん、いいところに気づいたね。それを使えば、このピンチを乗り越えられるかもしれない。さぁ、頑張って!)」
結線が違うカールコードは使えないの?
冒頭で上司が「大変な目にあった」と言っていますが、実際に間違ったカールコードを使用すると、どのようなことが起きるのでしょうか?
当社製カールコードに対して、お客様からよくいただく質問に以下のようなものがあります。
・NTT製の電話機で通話できません。
・こちらの声が相手に届きません。
・片側の音声が小さくなったり、聞こえなくなってしまいます。
これはすべて「結線の違い」によって起こる現象と考えられます。
つまり、結線の異なるカールコードに交換してしまうと、電話機が適切に使用できなくなってしまうのです。
このあとは二種類の結線の違い、さらにもしも間違えてしまったときの裏技!?についてご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!